空冷より冷えてメンテンスフリー!簡易水冷の紹介Cooler Master MasterLiquid ML240L RGB [紹介&レビュー]
4.5年使っていた簡易水冷が悪くなったので新しいのを購入。使用レビューします。
今回購入したのはこちらの
Cooler Master MasterLiquid ML240L RGB
でRGBタイプ。AURASYNCに対応しているので他マザーボードなどリンクするとLEDパターンを同期できます。
●以前使っていたもの
サイズ社のアプサラスⅢを使っていました。これを使う前はⅡを使っていたのでサイズ社を多く使っています。
今回は他社メーカーも使ってみたかったので変えてみました。
(画像はメインのお古簡易水冷をつけたサブPC)
●簡易水冷について
・ヒートシンクの大きさ
以前使っていたのは120タイプ(ファンひとつ分)。
空冷だと高負荷時80℃を簡易水冷120タイプはだいたい60-70℃付近まで下げれます。
ヒートシンクは大きいほうが良く冷えるので今回は240タイプのファン2つ分にしました。PCケースによってはつけれない場合があるので注意してください。
ヒートシンクの仕組みについてはこちらの記事で記入しているので気になったら参考にしてください。
●本格水冷との違い
■本格水冷
本格水冷は自分でパイプ、ヒートシンク、クーラント水など用意して循環させます。CPU以外にも同時に複数冷やせるのが特徴で簡易水冷よりも冷やせます。仕様上水漏れの危険性とメンテナンスの面倒さ、設置がかなり難しくなっているため上級者以外はおすすめできません。
■簡易水冷
簡易水冷はポンプなどのパーツ系が一体化しているため設置は初心者でもかなり容易にできます。液体も取り替える必要が無いように出来ているためCPUFANの取り付け知識があれば取り付けることが可能です。簡易水冷は本格と違いCPUのみしか冷やせないのでPCすべてを冷却できるわけではありません。
一見簡易水冷も万能に見えますがメリット・デメリットはあります。
・メリット
取り付けの容易さ、メンテンスフリー。故障率の低さ(本格に比べ)、冷却性(空冷に比べ)、CPU周りがスッキリ
・デメリット
空調場所によって空冷とあまり変わらなくなる場合がある。
{液体で冷やしたあとヒートシンクで液体を冷やしますが気温が高いと冷たい風で十分に冷却出来ずに温度が下がらない場合があります。}
空冷に比べPCケースの幅や取り付け位置に注意が必要。
●装着した感じ
上緑に光ってるのが今回の簡易水冷です。前から吸気して上に流すように風の流れを作っています。空冷と違いグラフィックボードと近くに近づくことが無いので温度上昇を防げます。
また最初に記載した通り上や前に付けれない場合は後方につける方法もあります。
●今まで使ってて気付いた要注意点
・空冷と違い簡易水冷は寿命があります。4.5年ほど使っていると水漏れがしていないのに蒸発したのか液体が減って冷えが悪くなったケースを経験しました。
穴が開いてるわけでも漏れた形跡が無いので不明です。
・部屋の温度が高すぎると冷えません。室温35℃以下は冷えますが37度や40度超えはほとんど空冷と変わらなくなるのでエアコンを使いましょう。
・今回買ってみて初めてのケースですがFAN回転数が異常に回る場合があります。マザーボードの設定やファンコントロール系のもので轟音がする場合は調整してください。